借りる前・借り換える前に確認したい注意点
「じぶんローン」は急な資金不足や他社借入れの整理に利用できますが、借入れそのものが家計の赤字を解消するわけではありません。特に金欠が毎月続いている場合は、新しい借入れを増やす前に収入と固定費、既存の返済額を確認することが重要です。
金利は審査後に決まり、変動する可能性がある
年0.88%や年1.38%といった下限金利がすべての利用者に適用されるわけではありません。実際の借入利率は利用限度額などをもとに審査後に決まり、金利は変動金利のため金融情勢などによって変更される場合があります。
契約前には「自分に提示された金利」を確認し、その金利で借りた場合の返済額を計算することが必要です。広告などに表示される金利の下限だけで判断しないようにしましょう。
借り換え後の追加借入れにも注意
借り換えの目的は、現在の借入条件を整理することです。借り換えによって以前の借入れを完済した後、空いた利用枠を使って再び借入れを増やすと、借り換え前より総借入額が増えることがあります。
また、au限定割の借り換えコースは新規契約時に条件を満たす必要があり、じぶんローンを通常コースなどで契約した後から借り換えコースへ変更することはできません。au IDが無効になった場合などには、金利優遇が中止される可能性もあります。
最低返済額が小さくても利息は発生する
毎月の返済額が小さいことは家計管理のしやすさにつながる一方、返済元金がなかなか減らなければ返済期間が長くなります。カードローンの利息は借入残高と利用日数に応じて発生するため、長期間利用するほど利息負担は大きくなる傾向があります。
返済を延滞した場合は年18%の遅延損害金が発生します。給料日や毎月の固定支出を踏まえ、返済期日に必要額を確保できるか確認してから借入額を決めることが大切です。
返済が難しい状態なら借り換え以外も検討する
複数の借入れがあり、すでに毎月の返済を続けること自体が難しい場合は、新たな借入れや借り換えだけでは状況が改善しないことがあります。金融庁は多重債務に関する財務局などの相談窓口や、法テラス、弁護士会、日本クレジットカウンセリング協会などの相談先を案内しています。
一時的な資金不足なら「必要額・金利・返済期間」を確認し、借り換えならさらに「現在の金利・借り換え後の金利・支払総額」を比較することが判断の基本です。借りられる金額ではなく、無理なく返せる金額を基準に検討しましょう。
<参考サイト> auじぶん銀行 / 金融庁