
RSI銘柄のスクリーニング方法|20以下・30以下で絞る基本
RSIの低い銘柄を探す場合、証券会社のスクリーニング機能や株式情報サイトのランキング機能を使うのが一般的です。SBI証券や楽天証券などでは、チャートやスクリーナーを使ってテクニカル指標を確認できる機能が用意されています。
ただし、RSIの数値は日々変動します。前日にRSI30以下だった銘柄が、翌日には30を超えることもあります。リアルタイム性を重視する場合は、実際に利用している証券会社や株式情報ツールで最新の数値を確認してください。
スクリーニング条件の例
低RSI銘柄を探すときは、次のような条件を組み合わせると見やすくなります。
- RSI14日が30以下
- RSI14日が20以下
- 東証プライム、スタンダードなど市場区分で絞る
- 時価総額が一定以上の銘柄に絞る
- 売買代金や出来高が少なすぎる銘柄を除外する
- PBR、PER、配当利回りなどのファンダメンタル指標も確認する
特に初心者の場合、出来高が少ない銘柄や値動きが極端に荒い銘柄だけを見てしまうと、想定した価格で売買しにくいことがあります。RSIだけでなく、流動性も確認しましょう。
楽天証券でRSIを見るときの考え方
楽天証券のチャート機能では、テクニカル指標としてRSIを表示できます。一般的には、RSIをチャート下部に表示し、株価の動きとRSIの動きを同時に確認します。
見るべきポイントは、単に「30以下になったか」だけではありません。株価が安値を更新しているのにRSIが安値を更新しない場合、売りの勢いが弱まっている可能性があります。このような株価とRSIの動きのズレは、ダイバージェンスと呼ばれることがあります。
ただし、ダイバージェンスも必ず反転を示すものではありません。あくまで「変化の兆し」として使い、実際の株価が下げ止まるかどうかを確認することが大切です。
SBI証券などのスクリーナーを使うときの注意点
SBI証券などの銘柄スクリーニング機能では、財務指標やテクニカル指標などを条件にして銘柄を絞り込めます。RSIで候補を出したあと、業績、配当、自己資本比率、PBR、PERなどを見ていくと、単なる短期下落銘柄と、割安感のある銘柄を分けて考えやすくなります。
ただし、スクリーニングで出てきた銘柄は、あくまで「条件に合った候補」です。将来の値上がりが保証されるわけではありません。スクリーニング結果をそのままランキングとして受け止めるのではなく、個別に中身を確認しましょう。
RSIの低い銘柄とPBRの低い銘柄はどう違う?
RSIは、主に短期的な株価の過熱感を見るテクニカル指標です。一方、PBRは「株価純資産倍率」と呼ばれ、株価が1株当たり純資産の何倍まで買われているかを見る指標です。
つまり、RSIは「最近の値動き」、PBRは「資産面から見た株価水準」を見るものです。どちらも銘柄選びで使われますが、意味はまったく異なります。
低RSI×低PBRの銘柄を見るときの注意点
RSIが低く、PBRも低い銘柄は、一見すると「売られすぎで割安」に見えるかもしれません。しかし、PBRが低い理由には注意が必要です。
- 利益成長への期待が低い
- 資本効率が低いと見られている
- 業界全体が低評価になっている
- 赤字や減益への懸念がある
- 株主還元への期待が弱い
PBR1倍割れが必ずしも割安とは限りません。企業の資産価値に対して株価が低く見えても、収益力や成長性に不安があれば、低い評価が続くことがあります。
東証の「資本コストや株価を意識した経営」とPBR
東京証券取引所は、プライム市場・スタンダード市場の上場会社に対し、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応を要請しています。この流れを背景に、PBR1倍割れ銘柄への関心は高まりました。
ただし、PBRが低い銘柄を買えばよいという単純な話ではありません。重要なのは、企業が資本効率を改善する取り組みを示しているか、利益成長や株主還元の方針に納得感があるかです。
RSIだけでなくPBRも組み合わせると、短期の過熱感と中長期の株価水準を同時に見られます。しかし、そこにも多くの投資家が見落としやすい注意点があります。次のページで確認しましょう。




