
保険・免責・事故対応|「補償込み」でも油断は禁物
タイムズカーの利用料金には、事故に備えた補償が含まれています。公式情報では、対人補償は1名につき無制限、対物補償は1事故につき無制限で対物免責額0円、車両補償は1事故につき時価額で車両免責額0円、人身傷害補償は1名につき6,000万円と案内されています。
ただし、補償があるから何をしてもよいわけではありません。予約者以外の運転、追加運転者登録をしていない人の運転、事故の無申告、警察への届出をしない行為、相手方との直接示談、飲酒運転などの法令違反がある場合、補償制度が適用されないことがあります。
事故時は警察とタイムズカーへの連絡が必要
事故や車両トラブルが発生した場合は、安全確保を最優先にし、必要に応じて警察や救急へ連絡します。そのうえで、タイムズカー会員専用フリーダイヤルへ連絡します。公式サイトでは、緊急時の連絡先として「0120-24-5037」が24時間受付で案内されています。
小さな傷に見えても、自己判断で連絡を省略するのは避けましょう。事故や損傷の無申告は、補償が適用されない原因になり得ます。
安心補償サービスは550円/利用
安心補償サービスは、1利用あたり550円で加入できるオプションです。事故時のNOC、タイヤの実費、バッテリーあがり、キーのインロック、ガス欠、それに関わる搬送費用などが免除対象になります。ただし、利用開始後の加入や取り消しはできません。
NOCとは、車両が使えなくなった場合などに発生する営業補償のことです。公式情報では、事故時に自走可能な場合は2万円、自走不能な場合は5万円のNOCが案内されています。安心補償サービスに加入していても、貸渡約款違反がある場合は適用外となるため、運転ルールと連絡手順を守ることが大切です。
忘れ物・トラブル・返却遅れで慌てないために
返却後に忘れ物に気づいた場合、アプリの忘れ物解錠機能を使える場合があります。返却後1時間以内であれば、1回だけドアの解施錠が可能と案内されています。車両ナンバーを確認し、忘れ物を回収したら必ず施錠まで完了させましょう。
ただし、一部車両や次の予約が入っている場合などは、忘れ物解錠機能を利用できないことがあります。その場合は、会員本人が車を予約して回収するなど、案内に沿った対応が必要です。タイムズカー側が忘れ物を回収する場合は、実費に加えてNOCが発生するケースがあります。
返却予定に遅れそうなときは必ず延長手続き
渋滞や予定変更で返却予定時刻に間に合わない場合は、返却予定時刻までに延長手続きを行います。延長手続きをしないまま返却が遅れた場合、返却完了までの超過料金は通常料金の2倍となり、最大時間料金は適用されません。
アプリがつながらない、通信状態が悪い、車両トラブルがあるなど、通常操作ができない場合は、無理に自己判断せず、会員専用フリーダイヤルなど公式の連絡手段で対応を確認しましょう。
解約・退会する場合の注意点
タイムズカーを使わなくなった場合は、退会手続きが必要です。個人プラン、家族プラン、学生プランでは、退会申込を行った月末が退会日となります。月額基本料金は日割りできないと案内されているため、月末近くに手続きする場合でも、請求条件を確認しておくと安心です。
家族プランの場合、主契約者のマイページから手続きできますが、家族運転者のマイページからは手続きできません。法人プランは法人管理者専用マイページなど、個人会員とは手続き方法が異なります。
タイムズポイントとカーシェアポイントの違い
タイムズカーには、タイムズポイントやカーシェアポイントに関する仕組みもあります。タイムズポイントはカーシェアeチケットに交換でき、たとえば時間料金15分、30分、60分、6時間分などのeチケットへ交換する案内があります。
一方、カーシェアポイントはタイムズカープログラムのステージを決めるためのポイントです。ステージが上がると、月額基本料金が無料になったり、距離料金の割引などの特典が受けられる場合があります。タイムズポイントをそのままカーシェアポイントへ移すというより、それぞれ役割が異なる制度として理解しておくと混乱しにくくなります。
利用前に確認したいチェックリスト
- 自宅や職場の近くに使いやすいステーションがあるか
- 利用予定の車種クラスがベーシック、ミドル、プレミアムのどれか
- 20kmを超える移動で距離料金がどのくらいかかるか
- ナイトパック利用時は走行距離全体に距離料金がかかる点を理解しているか
- 予約変更・キャンセルの期限を確認しているか
- アプリ解錠、返却時の施錠完了表示を確認できるか
- 事故時の警察連絡とタイムズカーへの連絡手順を把握しているか
- 忘れ物、返却遅れ、乗り捨ての条件を事前に確認しているか
タイムズカーは、近場の移動や短時間の用事には便利な選択肢です。ただし、料金は利用時間だけでなく、車種クラス、走行距離、パック利用、給油・洗車割引、返却遅れの有無によって変わります。使う前にステーション、料金、返却ルール、補償内容を確認しておけば、初めてでも落ち着いて利用しやすくなります。




