料金だけで決めないための注意点と選び方
美容皮膚科のシミ・たるみ治療は、多くが美容目的の自由診療です。料金を比較することは重要ですが、施術方法や医療機器、リスクの説明、施術後の対応まで含めて医療機関を選ぶ必要があります。
効果だけでなく副作用やダウンタイムも確認する
レーザーや光治療では、赤み、痛み、かさぶた、色素沈着などが起こる場合があります。HIFUなどの施術にも痛みや腫れなどのリスクがあり、施術方法によって注意点は異なります。
厚生労働省も、施術前に効果だけでなく副作用や合併症、後遺症の可能性などについて説明を受け、納得してから施術を受けるよう案内しています。
使用する医薬品・医療機器についても聞く
美容目的の自由診療では、国内で承認されていない医薬品や医療機器が使用されることがあります。未承認だから直ちに危険という意味ではありませんが、使用する機器や薬剤、その安全性・有効性について医師から説明を受け、理解したうえで判断することが重要です。
また、広告や症例写真だけでは、自分に同じ結果が得られるかは判断できません。医療行為である以上、期待した効果が得られない可能性もあります。
「安い1回」より治療計画全体を比較する
美容皮膚科を比較するときは、初回価格の安さだけではなく、自分の悩みに合う施術か、何回程度必要なのか、総額はいくらか、ダウンタイムを許容できるか、施術後に相談できる体制があるかまで確認しましょう。
例えばシミ治療なら、1か所のスポット照射と顔全体の光治療では目的も料金体系も異なります。たるみ治療でも、HIFUの価格だけでなく照射範囲やショット数を確認する必要があります。
最終的には「1回いくらか」ではなく、「自分の悩みに対してどの施術を、何回、どの範囲に行い、合計いくらかかるのか」を確認することが、美容医療の料金を比較する基本です。複数の選択肢がある場合は、メリットだけでなくリスクや費用について医師から説明を受け、納得できる治療方法を選びましょう。
<参考サイト> 湘南美容クリニック / 品川美容外科・品川スキンクリニック / 共立美容外科 / 厚生労働省「美容医療を受ける前にもう一度」 / 厚生労働省「美容医療に関する取扱いについて」