ITエンジニアの今の年収は適正?市場価値を確かめる転職サービス比較

ITエンジニアが転職活動を始める流れと確認事項

市場価値を確認して興味のある求人が見つかったら、すぐに退職するのではなく、在職中に求人比較や選考を進める方法があります。転職サービスを使う場合も、登録した時点で転職を決める必要はありません。

職務経歴とスキルを整理する

最初に整理したいのが、担当したシステム、開発規模、使用した言語やフレームワーク、クラウド環境、担当工程、チーム人数、自分の役割などです。

「システム開発を10年」のような書き方だけでは、採用企業は経験の中身を判断しにくくなります。どの工程を担当し、どのような課題を解決したかまで整理すると求人との適合度を確認しやすくなります。

求人検索とエージェント相談を進める

転職サイトでは自分で求人を検索でき、転職エージェントでは経歴や希望条件を伝えて求人紹介を受けられます。サービスによって保有求人や得意分野が異なるため、複数の情報を比較する方法もあります。

希望年収を伝える場合は「現在500万円なので600万円以上」と金額だけを指定するのではなく、仕事内容、勤務地、リモート勤務、残業、役職など優先順位も整理しておくと比較しやすくなります。

応募から内定まで条件を確認する

応募後は書類選考、面接などを経て、採用となれば労働条件が提示されます。選考回数や方法は企業によって異なります。

内定時には基本給、賞与、手当、固定残業代、想定残業時間、勤務地、勤務時間、リモート勤務制度、試用期間、仕事内容などを確認します。求人票に掲載されていた年収と最終的な提示条件が同じとは限らないため、労働条件通知書などの内容を確認することが重要です。

退職は転職先の条件確認後に判断する

市場価値を調べる段階で現在の会社を辞める必要はありません。求人検索や面談、選考を進め、実際の提示条件を確認してから現在の職場と比較できます。

次のページでは、年収が上がる転職であっても確認しておきたい仕事内容や働き方、評価制度などの注意点を整理します。