失敗しない部屋探し|家賃・初期費用・条件の決め方をわかりやすく解説

部屋を探し始めると、似たような物件が数多く表示され、「何を基準に選べばよいのか」「家賃以外にいくら必要なのか」と迷うことがあります。納得できる住まいを見つけるには、物件を眺める前に予算と条件を整理し、サイトで候補を絞った後に不動産会社へ最新の募集状況を確認することが大切です。この記事では、おすすめの部屋探しサイト「SUUMO(スーモ)」を使った部屋探しのコツから、家賃相場、初期費用、入居審査、内見、退去費用までを順番に解説します。

賃貸住宅の部屋探しをイメージしたマンションの外観

この記事でわかること

  • SUUMOを使って効率よく部屋を探す方法
  • 家賃相場と無理のない予算の決め方
  • 一人暮らしや同棲の部屋探しを始める時期
  • 賃貸契約の初期費用を抑えるポイント
  • 入居審査や内見、契約時の注意点
  • 退去費用の基本的な考え方

SUUMOはどのような部屋探しサイト?

SUUMOは、株式会社リクルートが運営する住宅・不動産情報サイトです。賃貸マンションやアパートだけでなく、新築・中古住宅、土地、注文住宅、引越しなど、住まいに関する情報を幅広く掲載しています。

SUUMOは不動産会社ではなく情報を探すためのサイト

SUUMO自体が、掲載されている賃貸物件の貸主になっているわけではありません。物件情報を掲載している不動産会社へ、利用者が問い合わせる仕組みです。

そのため、SUUMOで気になる部屋を見つけても、空室状況、契約条件、初期費用、入居可能日は掲載元の不動産会社へ確認する必要があります。サイトに情報が掲載されていても、問い合わせた時点ですでに申し込みが入っている場合があります。

アプリではお気に入り登録や新着情報を活用できる

SUUMOの部屋探しアプリでは、住所や沿線、駅、通勤・通学時間などから物件を探せます。気になる物件をお気に入りに保存したり、設定した条件に合う新着物件を確認したりできるため、継続的な部屋探しに向いています。

ただし、アプリの評判や使いやすさは、端末の種類や求める機能によって感じ方が異なります。SUUMOだけに絞らず、LIFULL HOME’Sやアットホームなど、複数の不動産サイトで同じ条件を入力して比較する方法も有効です。

表示件数と実際に選べる部屋の数は同じとは限らない

不動産ポータルサイトでは、同じ部屋を複数の不動産会社が掲載していることがあります。検索結果の件数が多くても、そのすべてが異なる部屋とは限りません。

住所、間取り、面積、階数、家賃、建物の外観などが同じ場合は、同一物件の可能性があります。複数掲載されているときは、仲介手数料、初期費用、対応の早さ、店舗の場所なども比較するとよいでしょう。

SUUMOを使った部屋探しの基本的な流れ

部屋探しでは、最初から細かい設備を指定するよりも、予算とエリアを決めてから条件を追加するほうが候補を整理しやすくなります。

1.入居日と毎月の予算を決める

まずは「いつから住みたいのか」と「毎月いくらまで支払えるのか」を決めます。予算を考えるときは、家賃だけではなく、管理費や共益費、駐車場代、月額保証料、インターネット代なども含めて確認します。

例えば、家賃が7万円でも、管理費5,000円、駐車場代1万円、月額保証料などが加われば、毎月の住宅関連費は8万円を超えることがあります。

2.家賃相場を確認する

SUUMOでは、都道府県、市区町村、駅、沿線などから賃貸物件を表示できます。同じ間取りでも、駅からの距離、築年数、建物の構造、設備によって家賃は変わります。

家賃相場を確認するときは、平均額だけを見るのではなく、自分が希望する条件で実際に募集されている物件を複数比較します。次の条件をそろえて比較すると、現実的な相場を把握しやすくなります。

  • 間取りと専有面積
  • 最寄り駅と駅からの距離
  • 築年数
  • マンション・アパートなどの建物種別
  • バス・トイレ別などの設備
  • 管理費や共益費を含めた月額

3.譲れない条件を3つ程度に絞る

すべての希望を満たす物件は、家賃が高くなったり、候補がほとんど表示されなくなったりします。最初に、譲れない条件と妥協できる条件を分けておきましょう。

譲れない条件の例

  • 通勤・通学時間
  • 毎月の家賃上限
  • バス・トイレ別
  • 2階以上
  • ペット相談可

妥協を検討しやすい条件の例

  • 築年数
  • 駅からの徒歩分数
  • 部屋の向き
  • 独立洗面台
  • 追い焚き機能

候補が少ない場合は、条件をすべて外すのではなく、「築10年以内を築20年以内にする」「徒歩10分以内を15分以内にする」など、一つずつ範囲を広げます。

4.気になる物件を比較して問い合わせる

候補を3~5件程度に絞ったら、家賃、初期費用、間取り、周辺環境を一覧にして比較します。問い合わせる際は、掲載物件が募集中かどうかだけでなく、同じ条件に近い別の物件があるかも確認すると効率的です。

家賃の安さだけで契約すると、入居後の交通費や生活費が増えることがあります。次のページでは、部屋探しを始める時期と、一人暮らし・同棲で選びやすい間取りを解説します。