MANT株は現在買える?株価・銘柄コード・決算・配当・業績・チャートまで最新情報をわかりやすく解説

MANTの業績推移|上場企業として確認できる最後の数字

現在のMANTECHは非公開企業であるため、上場企業と同じ形式の四半期決算を継続的に公表しているわけではありません。

そこで、旧MANT株を分析する場合は、SECへ提出されていた公開企業時代の決算を区別して見る必要があります。

2019年~2021年の売上高と純利益

年度売上高純利益
2019年約22億2,256万ドル約1億1,389万ドル
2020年約25億1,838万ドル約1億2,053万ドル
2021年約25億5,396万ドル約1億3,702万ドル

SEC提出資料によると、2020年の売上高は前年比13.3%増、2021年は前年比1.4%増でした。

純利益は2019年の約1億1,389万ドルから2020年に約1億2,053万ドル、2021年には約1億3,702万ドルへ増加しています。

最後に確認できる2022年上期の決算

ManTechが公開会社として提出した2022年第2四半期のForm 10-Qでは、2022年1~6月の売上高は13億4,489万7,000ドル、純利益は5,417万8,000ドルでした。

前年同期と比較すると、売上高は4.9%増えた一方、純利益は21.4%減少しています。

期間売上高純利益
2021年1~6月約12億8,180万ドル約6,894万ドル
2022年1~6月約13億4,490万ドル約5,418万ドル

この数字は「2026年のMANTECH業績」ではなく、あくまで上場していた2022年当時の公開決算です。

MANTの業績予想は?現在のアナリスト予想には注意

「MANT 業績予想」として金融サイトに昔の予想値が残っている場合がありますが、日付を必ず確認してください。

上場廃止後はMANT株そのものが存在しないため、MANTを対象にした現在のNASDAQ上場株としてのコンセンサス予想、目標株価、EPS予想を投資判断に使うことはできません。

上場当時の2022年会社予想

参考として、ManTechは2022年2月時点で2022年度について次のガイダンスを公表していました。

項目2022年2月時点の会社予想
売上高26億~27億ドル
調整後純利益1億4,130万~1億4,850万ドル
調整後希薄化EPS3.42~3.60ドル

ただし、これは2022年2月に発表された当時の予想です。その後、同年5月に買収契約が発表され、9月に非公開化されています。2026年現在の予想値として利用してはいけません。

MANTの決算発表日はいつ?次回決算は設定されていない

現在の旧MANTについて、一般の上場株のような「次回決算発表日」はありません。

最後に確認できる上場会社としての四半期報告は、2022年8月3日に提出された2022年第2四半期のForm 10-Qです。その後、2022年9月14日に買収が完了しています。

したがって、株価情報サービスに「MANT 次回決算」などの日付が表示されていても、それが現在のMANTECHの正式な上場企業決算日なのかを確認する必要があります。

現在のMANTECHが契約獲得や経営人事などを発表することはありますが、NASDAQ上場企業時代と同じ四半期決算カレンダーではありません。

MANTの配当金・配当利回り|現在はどうなっている?

旧MANTは上場時代、普通株主に四半期配当を行っていました。

年度1回あたりの四半期配当年間換算・実績の考え方
2019年0.27ドル年間1.08ドル
2020年0.32ドル年間1.28ドル
2021年0.38ドル年間1.52ドル
2022年0.41ドル3月・6月に支払い、第3四半期は無配を決定

2022年には四半期配当を0.38ドルから0.41ドルへ引き上げました。会社は2022年2月の発表時点で、当時の平均的な株価を基準にした年率換算利回りを約2.0%と説明していました。

0.41ドルの配当は2022年3月25日と6月24日に支払われています。一方、同年8月に提出されたForm 10-Qでは、第3四半期には配当を宣言しないことが明記されました。

2026年現在のMANT配当利回りは「算出対象外」

配当利回りは一般に、1株あたりの年間配当を現在の株価で割って計算します。

しかしMANTには現在、公開市場で取引される株価がありません。そのため、現在のMANT株の配当利回りという数値は存在しません。

金融情報サイトに1~2%程度の配当利回りが残っている場合、それは上場廃止前の過去データや当時の予想配当を使った数字である可能性があります。

MANTの今後をどう見る?株価予想ではなく「企業活動」を見る

MANT株自体の株価予想はできません。上場していないため、将来の公開市場価格そのものが存在しないからです。

一方、MANTECHという企業の活動については公式発表を確認できます。

2026年にはサイバー、AI、レーダーシステム、米国政府向け技術支援などに関連する大型契約を複数発表しています。また、公式サイトによると現在のCEO兼PresidentはMatt Tait氏で、約8,700人のチームを率いています。

ただし、非公開企業では売上高、利益率、負債、キャッシュフローなどの詳細な財務情報が上場企業ほど継続的に公開されるとは限りません。契約獲得額だけを見て「利益が大幅に増える」「再上場する」と推測することは避けるべきです。

実はMANTでは、チャートや掲示板に残る「95ドル台」という数字を現在の株価と誤解しやすい点が大きな落とし穴です。見分け方を次ページで解説します。